「うちのホームページ、1ページにぜんぶまとまっていて見やすいの」——そんなサイトをお持ちの方、実は少なくないと思います。すっきりしていて、スマホでも読みやすくて、ちゃんと素敵。でも、ひとつだけ気になることがあるんです。
結論からお伝えすると、1ページ完結型のサイトは「新しいお客様に見つけてもらう入口」としては不利です。 ChatGPTやGoogleのAI検索で、あなたの会社が”出てこない”原因になっているかもしれません。
ただ、安心してくださいね。1ページ型が悪いわけではありません。役割が違うだけで、対策もはっきりしています。この記事では、web制作23年の経験から、その理由と「壊さずにできる直し方」をお話しします。
なぜ不利?AIは「ページ単位」であなたのサイトを見ている
ChatGPTやGoogleのAI検索が回答を作るとき、参照しているのはサイト全体ではなく、1枚1枚のページです。そして「このページは、何の質問に答えているページか」がはっきりしているページほど、AIの回答に引用されやすくなります。
ページって、くじ引きの札のようなものなんです。お客様がAIにする質問——「料金の相場は?」「どんな流れで進むの?」「大分でおすすめは?」——その質問の数だけ札を持っているサイトが、選ばれやすい。
では、1ページ完結のサイトはどうでしょう。すべての質問に、たった1枚の札で応募している状態です。しかもその1枚には、サービス紹介も、料金も、あなたの想いも、お知らせも、ぜんぶ詰まっている。AIから見ると「結局このページは、何に答えるページなの?」とぼやけてしまうんですね。
ページ内リンクで「#料金」「#サービス」と区切ってあっても、残念ながら結果は同じです。URLがひとつである以上、AIにとっては1枚の文書なんです。
1ページ型が「悪い」わけではない。役割が違うだけ
ここは誤解してほしくないところです。1ページ完結の形には、ちゃんと得意なことがあります。すでに来てくれた人を、迷わせずに申し込みまで運ぶこと。 広告から来た方の受け皿や、社名で検索してくれた方への名刺代わりとしては、今もとても優秀です。
つまり、ホームページの仕事は本当は2つに分かれています。
- 見つけられるページ — お客様の質問に答えて、検索やAIの入口になるページ
- 閉じるページ — 来てくれた人に納得してもらい、問い合わせや購入につなげるページ
1ページ型のサイトが持っているのは、後者だけ。問題は形そのものではなくて、入口の札を1枚も持たないまま、新しいお客様が来るのを待っている状態のほうなんです。
対策:今のサイトは壊さず、「質問に答えるページ」を足していく
作り直す必要はありません。今のサイトの下に、お客様の質問に答えるページを1枚ずつ足していくだけです。やることは3つ。
お客様の「質問」を書き出す
「◯◯(業種) 料金 相場」「◯◇で失敗しない選び方」——お客様が検索やAIに打ち込みそうな言葉を思い浮かべてみてください。ヒントは、商談やお問い合わせでよく聞かれる質問。あれがそのまま、ページの候補になります。
1つの質問につき、1ページ作る
ページタイトルは質問の言い換えにして、冒頭の2〜3文で先に答えを書きます。 詳しい説明や事例は、その下に続ければOK。実はこの記事自体が、その構成で書かれています。タイトルが質問、最初の段落が答え、になっています。
よくある質問(FAQ)ページを作る
Q&Aは「ひとつの質問に、ひとつの答え」の最小単位。AIがいちばん引用しやすい形式です。5個からでも大丈夫。
月に1ページずつでも、1年で12枚の「入口の札」になります。焦らなくていいんです。
よくあるご質問
Q. ペライチで作ったサイトは、作り直したほうがいいですか?
A. いいえ、そのままで大丈夫です。今のサイトは「閉じるページ」として活かして、質問に答えるページやブログを別に足していくのが現実的です。
Q. ブログは書いているのに、AIにも検索にも出てきません。
A. よくあるのは、1記事に複数のテーマが混ざっているケースです。「今月のお知らせ+新サービス+日々の気づき」のような記事は、AIから見ると答えがぼやけます。1記事1テーマ、冒頭に結論、を試してみてください。
Q. 自分のサイトがAIにどう見えているか、確認する方法は?
A. ChatGPTやGoogleのAI検索に「(あなたの地域)で(あなたの業種)のおすすめは?」と聞いてみてください。あなたの会社の名前が出てくるか——それが今の現在地です。
まずは「現在地」を知ることから始めませんか
聞いてみて、名前が出てこなかったとしても、落ち込まなくて大丈夫。今はまだ、地方の小さな会社のほとんどが同じ状態です。だからこそ、早く手をつけた人から選ばれるようになります。
TomorrowArchでは、AIと検索からあなたのサイトがどう見えているかを調べて、「何を、どの順番で直せばいいか」を優先順位つきのリストにしてお渡しする「AI検索対策診断」(33,000円・税込)を行っています。1ページ型のサイトをお使いの方こそ、一度現在地を知ってみませんか。
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